意識 無意識(夢)

終わってしまいましたLOTF2017
でも来年も上演があるらしいということでかなりほっとしています
これからも大輔さんのダンスを見ることができる

氷艶はスケートリンクを見下ろす形だったせいか
大地にぽっかり開いた異空間的な印象があったけれど
LOTFはシアターオーブが窓が大きく東京を見下ろす的な劇場のせいか
空中に現れた愛の空間に感じられました。
10日間だけ渋谷の空に現れた愛の空間

子供の頃ナルニア国物語といったファンタジー小説が大好きでした。
主人公たちが異世界に行っていろいろな体験を様々な感情を味わい
この世界に帰ってくる
帰ってきた時は人間的に成長し前とは違う自分になっている

読み終わった時、もうあの世界に行けないんだと思うと
すごく寂しい気持ちになってしまって
何度も何度も読み返していました。

今の気持ちはその時の気持ちに似ています
放送が決まっているから安心だけれど
あと2週間以上が長く感じられます
こんなに何かを指折り数えて待つのはいつ以来だろう

23日はKバレエの中村祥子さんの初ジゼルでとても楽しみにしていたのだけれど
その日もう少しで渋谷に向かってしまうところでした
上野で友人と待ち合わせがなかったら渋谷行ってしまっていた
祥子さんジゼル、可憐で気品があって素晴らしかった
LOTFの合間に見たのジゼルというのも
両方の作品の特性がひきたってよかったです


大輔さんのパフォーマンスはリンクで見下ろす形よりも
舞台を見上げる形の方がずっと映えるというか
大輔さんの心象表現、音楽とのマリアージュ
キレやタメや揺らぎ
そういうものをたくさん受け取りやすいように感じた・・・のは
空間の移動がないからなのかな?
来たと思うとあっという間に去っていってしまうものねえリンクでは
受け取る動きや感情の情報量が断然多いような気がしました。
もともとアイスショーより舞台の方が好きな私の好みの問題かもしれませんが


先生のところでの勉強会や講演がユングや河合隼雄さんだったせいか
LOTF2017は意識と無意識なのかななんて感じました。

2016はメイキングでシェリルが言っていたように
大輔さんはナビゲーター的な役割&
愛に心痛め傷ついた人々によりそう天使的な役割

2017は意識の領域はシェリルで
シェリルの無意識の領域が大輔さん
ユングによるとですが
無意識の領域は夢という形をとって現われることもあり
その夢が大輔さんなのかなと

ユングによると

夢の一般的機能は、
心全体の平衡性を取り戻させるような夢の材料を算出することによって
心理的な平衡を回復させる試みなのである
これは、心の仕組みにおいて
夢の補償的役割と呼んでいるものである


自分の夢に注目し
それを自分自身の在り方と照合し
夢に告げるところの意味を悟り
自分の生き方をそれに従って改変していくときは
以前よりも高次の統合的な存在へと向かって変化していくことになる


愛に出会い、ときめきや葛藤を痛みを経験した女性シェリルが
夢の大輔さんのダンス(無意識のある意味ビジョン)の意味を悟り
自分の生き方を改変し高次の統合的な存在へと変化したのが
シェリルのラストのソロなのかな

とか

あと無意識は真面目な人の意識に「ちょっと飲みに行ってもいいじゃないの」的な
囁きをすることもあるという話も本に載ってたような気がする(この辺ウロ覚え)
かわいい傘の大輔さんやチアガールと踊る怪しい大輔さんは
そういう意識に働きかける無意識のいたずら的な側面なのではないかな

とか

もっといろいろ考えてみたいなと思います
LOTFは興味深いです
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実験

人を思うように操る台輔様を見つめていて感じたことのメモ書き

普段は自分の意思や習慣で生活していると思っているけど
そうじゃない的な説もあったような
人の人生はあらかじめ決まっていて
それをなぞっているだけというような説

どこかに世界の図書館的なものがあって
そこにすべての歴史過去も未来もすべての人間の記録されているというような
悟りを開くだななんだかするとその図書館に行けるというか
その記録にふれることができるというか

それができたというと中2病にかかったとか言われる(笑)アレ

我々も実は台輔様に操られているんじゃないかという説をたててみた(笑)
気づかないうちに
無意識の領域で

台輔様が台から降臨するところ
あれは
いわゆるインスピレーションやひらめき、直観といったものなんじゃないでしょうか

そういうひらめきが起こると
人は
それを捕えわがものにしようとむしゃぶりつく

でもそういう直観的なものって
スっと消えてしまう時ってあるような

大いなる存在のちょっとした気まぐれ
下界の人々に束の間深い歓喜を与えるけれど
またふっと天界に還ってしまう

でもそんな大いなる存在である台輔様も
下界に降りて人々と触れ合ううち
下界の人々と結びつきたい欲求にとらわれる瞬間がある
それが台輔様がランニングマンする前にふと見せる葛藤なのかなと


4行詩の練習(笑)
痛いポエムですが


歓喜   タイトル

捕え
結ばれようとしても
スっと身を翻し去ってしまう
見通した冷徹な瞳で

彼方の世界に通じるとき

LOTF2016を見返してみると
大輔さん「男性」という存在で舞台に登場しているんですね
メインの女性達(シェリル、メリル、クリスティ)と1対1の関係で踊る部分があって
リフトや女性をサポートするような振り付けもあって

LOTFでは性のない存在のように描かれているように感じました
大輔さんはスケートでも振付をモノにすると
音楽そのものになるというか魂になるというか
ということを以前書いた気がしますが
これって性がない存在になるのと同じような感覚がします。

去年のザアイスのライラックワイン
始め見たSOIでは亡くなった恋人を思う男性でいった風情で
それはジェフの振付の意図そのままだったような
それがザアイスでは
恋人を想う男性 でなく
その想い そのもの
になっていました。
想い になると性が消えるものなのではないでしょうか

そして想いそのものになると亡くなった恋人がいる彼方の世界に行ける存在になる
(その男性が亡くなったということではありません)
恋人を想う男性として滑っている時は
彼方の世界に行ける存在ではない
限定されたこの世界の住人でしかない
でも想いになると違う
彼方の世界に行ける存在となる
だからザアイスのライラックワインの大輔さんは
あんなにも透明感があってそれでいて強さがあって
どこまでも飛んでいきそうな気配があったんだ

昔読んだ漫画で
シャーマンは覚醒すると性が消えるという話がありました。

音楽をモノにして踊っている時の大輔さんはまさにソレなんじゃないかと思います

この感覚はLOTF2017の大輔さんの登場シーンすべてに感じることができました。
というか演出がそうだったと思う
去年の舞台を経てポール&ジェリは気がついたんじゃないかな
大輔さんのそういう魅力というか資質に

アデルを上半身裸で踊る大輔さんを
昨日の夜の舞台で改めて見ましたが
上半身裸でこの演目を踊ることによって
音楽そのもの魂そのものになっている大輔さんを
より深く確かに感じることができる
そう思いました
無垢な透明な魂がそこにある
なんというか音楽そのもの魂そのもの性なき存在に化していながら
すごく大輔さんそのものを感じもしたんですよ
矛盾してますよね
彼方の世界にも通じる魂となりながらも
現実に存在している大輔さん自身を強く感じるということ
そこを同時に感じさせることも大輔さんの踊りの魅力なんじゃないでしょうか

この舞を見たものは極上の幸福感を得られる
それはその魂そのものになった大輔さんとともに
彼方の世界を感じることができるから
現実世界に閉じ込められている私たちが解放されるとき


つくづく思うのが
現役終盤の大輔さんにとってスケート靴は拘束具だったんじゃないのかなということ
肉体的にも
精神的にも

かつてはスケートを初めて大輔さんの世界はどんどん広がっていった
スケート靴はより広い世界に連れて行ってくれる靴だった

物理的には日本中あちこちのコーチのところにいったり
(歌子先生以前は仙台にいたこともありましたよね)
日本中あちこちで試合して
それが世界レベルになって世界間移動は当たり前的な

内面的にもそうでしたよね
迷い成績が低迷した時期はあったけれど
そこを乗り越え
表現できることもどんどんどんどん増えて

それが次第に・・・で
大輔さんはスケートをやめたいというところまで追い詰められ
NYに行ってしまった
kissingyouのプログラムは好きですが
あの頃の大輔さんは影をしょっていて
美しくはあるけれど見ていると私は悲しくなった

今、スケート靴を脱いで踊っている大輔さんは
解放され自由になり
より音楽化魂化していて
床で踊っているのに浮き上がっているように感じました。
氷と仲良しだった大輔さんが
今は床と仲良しになっている

ジャンプとか(大輔さんの音楽に溶け込んでるジャンプはもちろん大好きだけど)
靴問題とか
もうそういうことに煩わされずに
というかそういうものがない方が
純度高く大輔さんの音楽性精神性を感じることができると気が付いたLOTF2017。

そして今の大輔さんはリンクより舞台の方がそれを伝えるのに効果的だと思う
gloryにもアデルにも通じるものをライラックワインに感じることができるのだけど
アイスショーの雰囲気でああいう曲調のああいう振付の意図のものを演じるのが違和感
というか異質
アイスショーってぱっとわかりやすいものが求められてるような
あとやっぱりスケートならではの技、ジャンプ
そうそう、私アイスショー終わりのジャンプ大会があまり好きではない

アデルの上半身裸の大輔さんが呼吸する音にあわせて立ち止まりながら
手を体に這わせながら息をするような振り付け
あれだけですごい表現になっていると
心ふるわせられたけど
アイスショーでリンクではなんだか違う
見下ろす形のリンクではなく見上げる舞台だからこそ
感じられるものは多いというか

去年はダンスで得たことをスケートに・・・と思ったりもしたけれど
今は違う
スケートで得た数々のことを舞台で表現してほしい
そこは試合ではまったく点数化されない部分
「表現力」という言葉ひとくくりで終わってしまう部分

プール と 海

LOTFと大輔さんで頭も心もいっぱいな中
先生の講義に行ってきました。(not宗教(笑))
身バレしたくないので先生のお名前は書きませんが
じゃあブログに書くなよと自分でツッコミいれときますが
やはり誰かに何かを届けたいような感覚があり
結局ブログに書いています
メンドくさいヤツでスミマセン
僻地というか地底?のブログなので心配はいらないかと思うのですが
一応公開してるので(笑)

せっかくの先生のお話なのにこんな状態(頭の中はLOTF)で
お話が頭に入るのか?と心配していましたが
心配無用だった・・というか
かえって先生のお話が胸に頭に染みる染みる

学校は文章を読める人と読めない人をを作ってきた
そういう世界もあってはいいが(必要な時はあるしね)
深く味わう味わわないは違う

深く
確かに
感じるという方向に行く


私にとって
大事なことを
より深く
確かに
感じること


優劣がつけられるというのはプールの中の出来事
海の中で自分が泳ぐように泳ぐこと
優劣よりも大きな価値
確かな手ごたえ
かけがえのないものを
見つけていくのがいい


前回のブログで鳥かごのことをポエムもどき(笑)で書きましたが
プールにも例えられるなあと

スケートは一応(笑)スポーツカテゴリーなので
順位がはっきりつく世界
その順位のつけ方がミソなのがアレですが
プールというより学校のよくない側面が強く出てる世界かな
寄付金を多く納める生徒に優遇があったり
陰湿ないじめがあったり(先生から生徒というのもある)
そういう世界でもいい先生に出会うこともあるし
友情が育める場でもあるし
学びたいものを学べるところではあるんですけどね
大輔さんは担任の先生にはすごく恵まれたということかと

引退して競技から離れたということは
学校を卒業したのと似ていますね
卒業した学校のいろんな意味での関係は
卒業してからも影響があることはあるのもまた似ている

大輔さんは順位のつく世界から
しかもその順位をつけるのは
贔屓や自分の利益を追求してばかりいる先生たちのいるプールやら学校から離れて

海に泳ぎだしたのだなあと

gloryとhometownglory

疑問符のつく順位のある優劣の世界ではなく
深く確かな世界で
今大輔さんは舞っている

先生は平均台から降りた比喩も使っていました。
(プールと海の話で)
平均台の上で緊張しながら不自由な気持ちで歩いているのではなく
地上に降りてより自由な広い世界に降り立ったのだと

去年のLOTFを観た後は大輔さんのスケートが見たい気持ちになりましたが
今回はそうはならなかった
いつまでも大輔さんが
深く確かな世界で自由にどこまでも広がる心をもってしなやかな体で踊るのを
ずっとずっと見てみたいと思った。

スケートのショーってどうなるんだろう

歌舞伎の方にしろLOTFの方にしろ
舞台に立つ方々は
表現レベルがおそろしく高いですよね
個々のジャンルの技術も素晴らしいし

スケートは競技中心の世界ということがあるので
どうしても若い選手が多くなり
ショーでもそれぞれの演目を個々に発表する形で
なんというか発表会チックというか(ゴメンナサイ)
もちろんハイレベルなということですけど
発表会じゃなくちゃんと演出され稽古を重ねたものが私は見たい

グレードの高いダンサー達と練習をみっちり重ね
個々ではなくチームで作り上げる世界の方が
今の大輔さんにはあっているように感じました
氷艶もしかりですね

そういうしっかり作りあげた世界の一員である方が
より大輔さんが輝き生き生きとするような






ダンサー誕生

LOTF2017初日行ってきました!
スーパーステージやシブ5時の練習映像を見てから
去年と動きも顔も全然違う!と衝撃を受け
そして氷艶を見て
これは初日行くしかない!!!と。
私、特に初日にはこだわりがない・・・というか
初日は平日夜のことが多く
休日に時間に余裕をもって落ち着いて行きたいからというのがあります。
でも、今回は初日にどうしても行きたい気持ちに駆られて
で、行ってよかったです。

オープニングの登場時から去年の舞台とは顔が全然違う
自信に満ちて落ち着いた顔
動きも去年よりずっとナチュラルでしなやかでキレがいい
オープニングの踊りもverアップされていたように思います

グローリー
すごくすごく楽しみにしていました。
音楽と言い振付といい
大輔さんのスケートのプロと比べてもずっとずっと好きかも
ダンス技術や体の柔らかさの向上や
フロアでの体の使い方に慣れたためでしょうか
感情表現が伝わりやすくなているというか
氷の上でこのうえなく雄弁な大輔さんですが
なんでしょう
氷の上よりずっと雄弁に思えた
スケートではめられていたいろんな意味での枷や束縛から
解き放たれたように感じました

去年見た時は大輔さんの存在感や華やカリスマ性に改めて驚嘆しましたが
オープニングと終盤のラストでは
大輔さんのよいところの
感情を動きにおとしこめるというところは
チラチラと感じられなくもなかったのですが
やはり氷から降りた大輔さんは
動きの自由度が氷の上ほどにはいかないな
やはりこの人は氷の上でが一番光る人なのだな
と感じました

それがですよ
今回は床の上の方が氷の上より
動きも感情表現もずっと自由度が高く
何処までものびやかに広がっていくような

競技時代は鳥かごに閉じ込められていた鳥
鳥自身もここが一番自分にあう場所かと思っていた
引退して扉は開いたけれども
扉のところに立って外を眺めたり
鳥かごの外の近場をうろうろすることはあっても
鳥かごから離れることはしなかった
鳥かごが自分のホームで
一番自分に合う場所だと思っていかたら

けれども今は違う
鳥かごの外にも
自分が輝ける場所がある
さあ
翼を広げて飛んで行こう
どこまでも
どこまでも

最後のソロで
大輔さんが上半身裸で登場した時は本当に驚きました。
上半身裸のダンサーが舞台袖から出てきた時
あれ、このナンバー大輔さんじゃなくなっちゃったのか
と単純に思い
舞台の照明に照らし出されたダンサーが
大輔さんと知った時のこの驚き

スケートじゃない世界で
こころもとないところも感じられた去年の舞台ではなく
精神的にも技術的にも
一皮むけたというか
何か新しいものが開いた大輔さんが
このタイミングで上半身裸になって踊る
これ以上のタイミングはないというか???

今まで頑なに襦袢でガードしてきたのは
この日のためかと思うような素晴らしいタイミング

去年が実質的なダンサー大輔さんの誕生なんでしょうが
私には今回のLOTF2017が
真のダンサー大輔さんの誕生なのではないかと感じています

書きたいことはまだあるので次回にでも